Ryzen 7 9850X3D徹底レビュー|RTX 5080の実機フレームレート比較

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Ryzen 7 9850X3DはX3D系の中でも頂点に立つCPUです。

このCPUが気になっている人なら、やはり次のポイントが気になるのではないでしょうか。

  • 姉妹モデルのRyzen 7 9800X3Dとの差はどれくらい?
  • ゲームに強いって言うけど、ゲーム以外はどうなの?

そこで本記事では、RTX 5080を軸に、以下のCPUを組み合わせて検証しました。

  • Ryzen 7 9850X3D(今回の主役)
  • Ryzen 7 9800X3D
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Ryzen 7 9700X
  • Core Ultra 7 265KF

結論を言ってしまうと、今回の検証では9800X3Dとの差がほとんど出ませんでした。

理由としては、9800X3DとRTX 5080の組み合わせがすでに高い完成度にあり、CPUの性能が少し上がった程度では体感できるほどの差は出にくい … といったところです。

とはいえ、数値上の性能では9850X3Dがベストなのは確か。

9850X3Dで行くか、それとも価格の安い9800X3Dにするか。

実測結果をチェックして、自分に合ったCPU選びの判断材料にしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!
目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
9850X3D9800X3D7800X3D9700XUltra 7 265KF
世代
(アーキテクチャ)
Zen 5Zen 5Zen 4Zen 5シリーズ2
対応ソケットAM5AM5AM5AM5LGA1851
Pコア数88888
Eコア数12
NPU13 TOPS
ベースクロック4.7GHz4.7GHz4.2GHz3.8GHz3.9GHz
ブーストクロック5.6GHz5.2GHz5.0GHz5.5GHz5.5GHz
L3キャッシュ96MB96MB96MB32MB30MB
熱設計電力120W120W120W65W125W
限界温度95℃95℃89℃95℃100℃
販売開始年月2026/12024/112023/42024/82024/10
販売開始価格94,800円86,800円71,800円70,800円75,800円
価格は変動するのでマメにチェックして下さい

Ryzen 7 9850X3Dは基本構成が9800X3Dと共通で、ブーストクロックの上限を400MHz引き上げたパワーアップモデルです。

Ryzen 7 9850X3D/9800X3D/7800X3Dといった「X3D」が付くモデルは、巨大なキャッシュメモリ(3D V-Cache)を搭載しているのが最大のポイントとなります。

キャッシュが効くゲームでは平均フレームレートが跳ね上がるだけでなく、最低フレームレートも底上げされるため、瞬間的なカクつきが起きにくくなるのが特徴。

この感覚を一度体験すると、「もう普通のCPUには戻れない」と感じる人が多いのもX3D系ならではの魅力です。

次に、X3D系以外のCPUについても簡単に触れておきます。

Ryzen 7 9700Xは、いわゆる「普通のCPU」です。X3D系のような分かりやすい強みはないけど、性能が不足しているわけでもなく、価格と扱いやすさを重視するなら良い選択肢になります。

インテルのCore Ultra 7 265KFも「普通のCPU」ですが、Eコア(高効率コア)とAI処理向けのNPUを搭載しているのが特徴です。

スペック上は先進的に見えるけど、実際に使ってみるとEコアの存在を強く意識できる場面は少なく、NPUについても現状では使いどころはありません。

当サイトの実測では、Core Ultra 7 265KFはクリエイティブ系の処理こそ健闘したものの、ゲームパフォーマンスではRyzen 7 9700Xに負けました。そのため、選ぶなら慎重に判断したいCPUです。

CPUベンチマーク

以下のグラフは、CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。

グラフだけで判断すると、インテルのCore Ultra 7 265KFが「飛び抜けて高性能」に見えます。

ただし、CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る、いわば「実使用とはかけ離れた意地悪いじわるなテスト」です。そのため、最新世代の多コアCPUほど高スコアを出しやすい傾向があります。

一方で、ゲームや普段使いにおいて、CPUリソースをすべて使い切る場面はほとんどありません。こうした実用途では、ベンチマークスコアに表れにくい要素が効いてきます。

X3D系CPUはその代表例で、CPUベンチマークでは目立たなくても、実際のゲームではキャッシュ性能が効き、体感性能で他のCPUを上回る場面が多くなります。

なので、CPUベンチマークはあくまで限界性能の指標として「ふ〜ん」と眺める程度でOK。実際の体感差は、このあと見るゲーム性能で判断するのが正解です。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。

グラフィック性能|RTX 5080

GPUVRAMメモリ性能消費電力
RTX 508016GB960 GB/s360W
RTX 5070 Ti16GB896 GB/s300W
RTX 507012GB504 GB/s250W

▼実際に使ってみた体感ベースで、解像度別のおすすめGPUをまとめるとこんな感じ。

フルHDWQHDウルトラワイド4K
RTX 5080
RTX 5070 Ti
RTX 5070

RTX 5080は「ハイエンドGPU」ですが、できること自体はRTX 5070 Tiと大きく変わりません。

両者の違いはシンプルに”余裕”です。RTX 5080はパワーが一段上なので、設定に悩みたくない人や、予算に余裕があって「長く現役で使いたい」という人に向いています。

ただし、フルHDやWQHD中心の使い方だとパワーを持て余し気味になるのも事実です。基本はウルトラワイド〜4Kで使うのが良いでしょう。

下位モデルのRTX 5070 Tiでも4Kまで快適に遊べますが、ゲームによっては少しだけ画質調整が必要です。さらにRTX 5070でも4Kで遊ぶこと自体は可能だけど、多くのゲームで画質の調整が前提になります。

こうしたGPUの性能をきっちり引き出すには、CPU選びもかなり重要です。

Ryzen 7 9850X3Dは、RTX 5080クラスと組み合わせても力負けしにくいのが強み。高いゲーム性能はもちろん、配信や重めの作業までまとめてこなせるので、「せっかくハイエンドを組むなら中途半端にしたくない」という人にハマるCPUです。

なお、最上位にはRTX 5090という怪物GPUもありますが、価格も怪物級。個人用途で考えると、現実的なハイエンドの着地点はRTX 5080と感じました。

検証用PCのスペック

テスト環境
スクロールできます
Ryzen 7 9850X3D
Ryzen 7 9800X3D
Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 7 9700X
Core Ultra 7 265KF
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASUS TUF GAMING
B850-PLUS WIFI
レビュー
MSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
GPURTX 5080
Palit GamingPro
メモリ32GB
DDR5-4800
32GB
DDR5-5600
ストレージ2TB
電源850W

検証環境は一般的なBTOパソコンとほぼ同じ仕様です。いわゆる“めっちゃ高性能”なパーツは使っていません。

CPUクーラーも、当時2,500円くらいで売っていた安物です。(※すでに販売終了しています)

電源容量はRTX 5080の場合、850Wあれば問題ありません。

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】Apex Legends
  • 【中量級】ゼンゼロ
  • 【中量級】鳴潮(めいちょう)
  • 【中量級】ステラーブレイド
  • 【中量級】アークレイダース
  • 【重量級】バトルフィールド 6
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】ボーダーランズ 4

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

DLSSとは?(アップスケールなどの解説)

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。

ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。

DLSSの主な機能は4つ。

  • アップスケーリング(基本機能)
  • フレーム生成(マルチフレーム含む)
  • Ray Reconstruction
  • DLAA(画質特化モード)

以下、ざっくり解説します。

① アップスケーリング

低解像度で描画 → AIで高解像度化

  • fpsが大きく伸びる
  • 画質劣化が少ない
  • 4Kやレイトレ環境で超重要

一番ベースになる機能です。

当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。

② フレーム生成

  • AIが“中間フレーム”を勝手に作る
  • 表示fpsが一気に増える
  • 体感ヌルヌル

※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。

RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。

フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。

③ Ray Reconstruction

  • レイトレーシングのノイズ除去をAI化
  • レイトレ画質が大幅改善
  • パフォーマンスも向上
  • 重たいRT環境で効果大

レイトレ専用の進化版。

④ DLAA

  • アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
  • fpsはほぼ伸びない
  • 画質はかなりキレイ
  • ハイエンドGPU向け

「画質優先マン」用。

フレーム生成のメリットとデメリット

RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。

旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。

  • 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
フレーム生成 x2
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

↑従来のフレーム生成x2でも、RTX 5080なら十分すぎるフレームレートが出ることがほとんど。

フレーム生成 x4
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

↑フレーム生成の倍率を上げていくと、フレームレートはドッカンと伸びますが、RTX 5080クラスになると「さすがに盛りすぎでは?」と感じる水準まで跳ね上がることが多いです。

さらに、メリットだけではありません。

フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。

まずは、こちらの図解をチェックしてください↓

もう少し詳しく解説したバージョンがこちら↓

フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。

入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。

RTX 5080でのおすすめの設定は、まずは「フレーム生成なし」で試すこと。

そのうえで、もっとヌルヌル感が欲しいと感じたら、x2、x3と段階的に上げていくのが良いでしょう。x4はフレームレートが異常な水準まで跳ね上がるので、RTX 5080環境で使う場面は少ないと思います。

特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。

また、倍率を上げるほど操作感だけでなく、画質面のクセも出やすくなる点には注意が必要です。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。

結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。

まとめると、RTX 5080はパワーがあるので、すごく扱いやすいGPUです。フレーム生成を使わずGPUパワーだけでゴリ押しできるゲームが多いので、下位モデルのRTX 5070 Tiとは大きな差があります。

【軽量級】Apex Legends

Apex Legends/WQHD
画質:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
Apex Legends/WQHD
画質:高
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

条件をそろえるため、上の動画のように「アルティメット+射撃」が重なる高負荷シーンを使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

実戦では状況によってフレームレートが上下するため、数値は参考程度に見てください。

グラフィック設定
  • 【画質】高
 設定の詳細はこちら

グラフを見ると、RyzenはフルHDから4Kまで横並び状態。4Kで最低fpsにわずかな差が出るものの、Core Ultra 7を除けば体感で違いが分からないレベルです。

結論としては、普通のCPUであるRyzen 7 9700Xで十分。プロゲーマーでなければCore Ultra 7でも快適に遊べます。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

ゼンゼロ/4K
画質:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
ゼンゼロ/4K
画質:高
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

条件をそろえるため、上の動画のような戦闘パターンを再現し、平均fpsと最低fpsを計測しました。

敵の数によって多少の前後はあるものの、ほぼ最高負荷時のパフォーマンスと見てOKです。

グラフィック設定
  • 【画質】高

ゼンゼロはCPUによる差がけっこう出ます。フルHD〜4KまでX3D系が強いです。

平均fpsだけでなく最低fpsも高いので、瞬間的なカクつきが発生しにくいのがポイント。

ただし、Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dの差はわずかでした。

結論として、気持ちよく遊ぶなら7800X3D以上を選ぶのがおすすめです。

【中量級】鳴潮(めいちょう)

鳴潮/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
鳴潮/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

鳴潮は、完全に同じ戦闘シーンを再現するのが難しいため、計測はソアーで固定ルートを高速飛行しているときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

実際の戦闘シーンでのfpsの落ち込みについては、上の動画を参考にしてください。

設定は最高画質で4K/平均120fpsを安定して出すために、2倍フレーム生成を使用しています。

グラフィック設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【アップスケール品質】ウルトラクオリティー
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】x2

結果としては、フルHD〜4KまでRyzen勢が強く、このゲームにおいてはX3Dならではの強みは見られませんでした。

4Kでもわずかに差は出るものの、Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dの違いは誤差レベルです。

普通に遊ぶ分にはどのCPUを使っても問題ありません。

ちなみに、フレーム生成なしでも4K/100fps前後で遊べます。

【中量級】ステラーブレイド

ステラーブレイド/4K
画質:とても高い
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
ステラーブレイド/4K
画質:とても高い
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

計測は上の動画のように、町中を30秒間ダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

このゲームは激しい戦闘中でもダッシュ時とフレームレートはあまり変わらないので、グラフの数値は実戦時のプレイ感に近いものだと考えてOKです。

画質は最高設定。操作タイミングが重要なゲームなので、フレーム生成OFFで計測しています。

グラフィック設定
  • 【画質】とても高い
  • 【アップスケール品質】クオリティー
  • 【フレーム生成】なし

グラフを見れば分かるとおり、X3D系と非常に相性の良いゲームです。

特にRyzen 7 9850X3Dと9800X3Dが別格で、フルHD〜4Kまで突き抜けたフレームレートを叩き出します。

カジュアルに遊ぶ分には、Core Ultra 7でも4K/平均120fps前後が出るので問題ありません。

ただし、X3D系は最低fpsが高く、4K/最高画質でも100fps付近を安定してキープできるので、より快適に遊べるのが大きな違いです。

あえて残念な点を挙げるとすれば、9850X3Dと9800X3Dに大きな差が出なかったくらいでしょうか。

【中量級】ARC Raiders|アークレイダース

アークレイダース/4K
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
アークレイダース/4K
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームは完全に同じ戦闘パターンを再現できないので、上の動画のように練習場内をダッシュしている場面を使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘中は少しフレームレートがブレるものの、基本的には移動がメインとなるゲームです。この計測方法でも実際のプレイ感を把握するには十分参考になると思います。

画質は最高設定。PvP重視の人向けにフレーム生成OFFでWQHD/120fps以上、探索やPvEをメインに遊ぶ人向けには、フレーム生成x2で4K/165fpsを狙った設定としています。

グラフィック設定
  • 【画質】エピック
  • 【アップスケール品質】品質重視
  • 【レイトレーシング】エピック
  • 【フレーム生成】「なし」と「x2」

結論としては、CPUの違いは大きく出ませんでした。

最低fpsは微妙にX3D系が強いものの、Core Ultra 7もなかなか良いスコアを出しています。

画質を落とせばGPUの負荷が下がって、CPUパワーの差が出てくる可能性はあります。ただ、RTX 5080で低画質設定にする――そんな屈辱くつじょく的な勇気が出ず、今回はそこまでの検証はしていません。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】バトルフィールド6

Battlefield 6/4K
画質:最高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
Battlefield 6/4K
画質:最高
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘シーンを再現できないため、上の動画のように爆撃の中をダッシュしている場面を使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

マップや戦闘パターンによってフレームレートは大きく動くので、あくまで目安として参考にしてください。

画質はマルチプレイを想定し、最高+フレーム生成OFFで4K/120fpsを狙った設定にしています。

グラフィック設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【フレーム生成】なし

グラフを見ると、GPU負荷の少ないフルHDでCPUパワーの差が見えるものの、WQHD、4Kと解像度が高くなるにつれ差が少なくなります。

つまり、画質をがっつり落とせばX3Dの強みが出るけど、画質重視で遊ぶ場合は、CPUパワーの差をあまり気にしなくていい、といった感じです。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームも同じ戦闘パターンを再現できないので、セクレトに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

場所・敵・戦闘パターンによってフレームレートは変動します。上の動画のフレームレートは参考程度に見てください。

画質は最高設定。操作レスポンスを重視したガチハンター向けのフレーム生成OFFと、美しい映像をまったり楽しみつつ4K/120fpsを狙ったフレーム生成x2、この2パターンで計測しました。

グラフィック設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】「なし」と「x2」

結果はフルHDとWQHDでX3D系の強みが出るものの、RTX 5080の得意な4Kだと横並びです。

  • 上の動画だとRyzen 7 9850X3Dの方が高いフレームレートですが、同じ場所、同じ敵、同じ戦闘パターンであれば、ほとんど同じフレームレートになるはず。

理由としては4K/最高画質だとGPUの負荷が高すぎて、CPUに仕事が回らないってところでしょうか。(GPU側にボトルネックが発生している)

WQHDまででガッツリ遊ぶハンターならX3Dが良く、まったりプレイ派ならどのCPUを使っても問題ありません。

【重量級】サイバーパンク 2077

サイバーパンク2077/4K
画質:レイトレオーバードライブ/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
サイバーパンク2077/4K
画質:レイトレオーバードライブ/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、バイクに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘時のフレームレートは、上の動画を参考にしてください。

画質はパストレーシングを使った最高設定。2倍フレーム生成を使って4K/120fpsを狙った設定です。

グラフィック設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【アップスケール品質】自動
  • 【フレーム生成】x2

こちらも結果は横並びです。

レイトレーシングの中でも最高に重たいパストレーシングを使うと、GPU側の処理がかなり重くなり、CPUの性能差が表に出にくくなります。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

アサクリシャドウズ/4K
画質:最高/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
アサクリシャドウズ/4K
画質:最高/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、フィールド内をダッシュした際の平均fpsと最低fpsを計測しました。

場所・敵・戦闘パターンによってフレームレートは変動します。上の動画のフレームレートは参考程度に見てください。

フレーム生成必須の重量級ゲームです。画質は最高設定で、フレーム生成は安定感重視のx2と、4K/120fpsを狙ったx3の2パターンで計測しました。

グラフィック設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散+反射
  • 【アップスケール品質】クオリティー
  • 【フレーム生成】「x2」と「x3」

こちらもほぼ横並びの結果です。

微妙に9850X3Dと9800X3Dが強く見えるものの、体感で違いが分かる人はまずいないでしょう。

  • 上の動画だとRyzen 7 9850X3Dの方が高いフレームレートですが、同じ場所、同じ敵、同じ戦闘パターンであれば、ほとんど同じフレームレートになるはず。

どのCPUを使っても快適に遊べます。

ちなみに、フレーム生成 x3ではWQHDと4Kに差はほぼ出ませんでした。CPUかGPUのどちらかにボトルネックが発生しているのが原因と考えられます。

【重量級】ボーダーランズ4

ボーダーランズ4/4K
画質:バッドアス/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080
ボーダーランズ4/4K
画質:バッドアス/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現できないため、ビークルに乗って固定ルートを走行したシーンの平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘中のフレームレートの落ち具合は、上の動画を参考にしてください。

こちらもフレーム生成必須の重量級ゲームで、画質は最高設定、フレーム生成は安定感重視のx2と、4K/120fpsを狙ったx3で計測してます。

グラフィック設定
  • 【画質】バッドアス
  • 【アップスケール品質】品質重視
  • 【フレーム生成】「x2」と「x3」

こちらも結果は横並びでした。

グラフィックにこだわった重たいゲームでは、最高画質にするとGPU側の負荷が最大になり、CPUの差が出にくくなります。

どのゲームでCPU性能の差が出るかは、実際に遊んでみないと分からないのが悩ましいところです。

ゲーム性能のまとめ

まずは、10ゲーム分のフレームレートを合算した結果を見てください。

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは変わります。

今回もっとも高い性能を示したのは、さすがにRyzen 7 9850X3Dでした。

そのほかのCPUとのパフォーマンス差は、こちらをご覧ください。 ↓

良い X イマイチ

CPU平均fps
性能差
最低fps
性能差
Ryzen 7 9850X3D基準値基準値
Ryzen 7 9800X3D-0.7%-2.9%
Ryzen 7 7800X3D-3.4%-6.1%
Ryzen 7 9700X-8.4%-12.2%
Core Ultra 7 265KF-13.0%-13.5%

正直なところ、平均fpsだけで選ぶなら、RTX 5080のパワーがあればどのCPUでも普通に遊べます。

本当に見るべきポイントは最低fpsです。

やはりX3D系は強く、一瞬ガクッと落ち込む“谷”が出にくいため、なめらかさを維持しやすい傾向があります。

とはいえ、Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dの差は2.9%ほど。誤差レベルとも言えるし、しっかり差が出てるとも言える微妙なラインでした。

また、すべてのゲームでX3D系が強いわけでない点も見逃せません。

グラフィック重視のAAA級タイトルを最高設定で動かすと、どのCPUを選んでも大きな差が出ないことが多いです。

一方で、「ゼンレスゾーンゼロ」や「ステラーブレイド」のような中量級タイトルでは、4KでもX3Dの強みがはっきり出ました。

こういったゲームでX3D CPUを使うと、狙ったfpsに張り付き状態で遊べるのが大きなメリットです。平均fpsの高さよりも、“どれだけ落ち込まないか”が体感差になります。

実際に多くの人が日常的に遊び続けているのは、対戦系や周回型の中量級タイトルです。こうしたゲームではGPUよりもCPUの影響が出やすく、フレームの安定感がそのまま体感差につながります。

だからこそ、RTX 5080のようなパワーのあるGPUでも、X3Dは無駄になりません。長く遊ぶゲームほど、その“下振れしにくさ”が効いてきます。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは、上記のようなヘビークリエイター向けベンチマークではなく、ゲームをメインに、動画・写真編集をサブで行うユーザーを想定。

CPUの違いで、実際の作業時間がどれくらい変わるのかを基準に比較しました。

動画エンコード(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5080を使ったエンコードはCPU 15〜20%、GPU 50%くらいの配分で動作。

パワーに余裕があるからなのか、Premiere ProではCPUもGPUもフル稼働しない状態でした。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります

4Kエンコード

YouTube 2160p 4KUHD

↑どのCPUを使っても10分の実時間より速く処理できます。

秒単位でCPUの差は出るものの、体感できるほどではなく、誤差レベルと言っていい結果でした。

フルHDエンコード

YouTube 1080p FHD

↑今でも主流のフルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

微妙に世代の古いRyzen 7 7800X3Dが遅いけど、体感差はありません。

写真編集(Lightroom Classic:AIノイズ除去+RAW現像)

写真編集では、1日分の撮影から厳選した10枚を仕上げるケースを想定しています。

まずは編集の手始めとして、お気に入りの10枚にAIノイズ除去を一括で適用し、処理が完了するまでの時間を計測しました。

なお、RAWデータは約2400万画素(6000 x 4000)です。

AIノイズ除去

適用量:50

AIノイズ除去はCPU 5%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。

ほとんどGPUが処理するので、CPU違いによる差は非常に少ないです。

最速はRyzen 7 9850X3Dでしたが、9800X3Dや他のCPUと比べても「めっちゃ速い」と体感できるほどの差はありません。

どのCPUを選んでもサクサク処理できます。

次に、ノイズ除去後の写真をJPEGとして書き出した場合の処理時間を確認します。

個人の趣味レベルの作業では1枚ずつ書き出すことが多いものの、1枚だとあっという間に終わってしまい、差が分かりません。

そこで本検証では、あくまで比較用として、10枚をまとめてJPEG書き出しし、CPUごとの処理時間の違いを見ています。

RAW現像 10枚

約2400万画素

書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整なし

RAW現像はCPU 65~80%、GPU 10%くらいの配分で動作。この処理は完全にCPUヘビーです。

最速はCore Ultra 7でした。Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dは誤差レベル。

1枚単位の処理時間は約0.5~0.7秒程度となり、どのCPUを使っても瞬間で現像できる性能です。

クリエイティブ性能のまとめ

今回比較したCPUの中で一番キビキビ動いてると感じたのは、Core Ultra 7でした。次いで9850X3D、9800X3Dという順番でしたが、全体として見れば差はごくわずかです。

これはあくまで「ゲームがメインで、たまに映像編集もする」という使い方を想定した結果で、実際のところ私の用途そのものでもあります。

このようなライト〜中間層の使い方であれば、今回検証したCPUならどれを使っても実用面で困ることはありません。普通にサクサク処理できます。

一方で、制作作業を日常的にこなすヘビークリエイターなら、最初からCore Ultra 9やRyzen 9といった最上位CPUを選んだほうが時間効率は良いです。

ライブ配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。

4K/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

まず、今どきの配信はGPUのエンコード機能(NVENC)が使えるので、CPUの依存度は非常に低いです。

配信もしたいからCPUも高性能じゃないとダメってことはありません。

とはいえ、配信するとフレームレートは少し落ちます。高fpsが重要なゲームであれば、RTX 5080でも画質を少し調整する必要はあるでしょう。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させる方法もあります。

2PC構成ならゲーム側のフレームレート低下はゼロ。配信も安定するので、無理に1PC配信にこだわる必要はありません。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5080を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
Ryzen 7 9850X3D395-430W245-275W70-75W
Ryzen 7 9800X3D385-420W240-255W65-70W
Ryzen 7 7800X3D350-400W225-240W65-70W
Ryzen 7 9700X390-430W250-270W75-80W
Core Ultra 7 265KF405-440W240-260W65-70W

旧世代のRyzen 7 7800X3Dが最も省電力でした。9850X3Dも普通のCPUであるRyzen 7 9700Xとほぼ同じ消費電力に収まっています。

X3D系は大容量キャッシュによりメモリアクセス効率が改善されやすく、これが電力効率の良さにつながっていると考えられます。

なお、Ryzen 7 9850X3Dは動作クロックが上がった分、9800X3Dよりも少し高い消費電力でしたが、許容できる範囲だと感じました。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

▼参考までに、一般的な家電との比較はこちら。

電気ストーブ300~600W
炊飯器300~500W
食洗機450~700W
オーブントースター450W

中出力クラスの暖房系家電よりも少し低い消費電力です。

▼電気代の目安(Ryzen 7 9850X3D ゲーム時の最大430W=0.43kWh)

1時間8.6円
3時間25.8円
5時間43円
8時間68.8円
1ヶ月
1日8時間x30日
2,064円
(筆者の契約)第一段階・1kWh=約20円で計算

思ったより安い、という印象です。

実際は常時430Wで動くことはないので、もう少し安いと思ってください。

このあたりは比べるとキリが無いのですが、個人的には性能に見合った消費電力だと思います。

CPU温度チェック|水冷と空冷どっち?

各CPUの動作温度をチェックしました。

すべて「サイドフロー空冷」とオープンフレームケースを使った計測値です。

瞬間最大温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
4K
エンコード
4K
Ryzen 7 9850X3D95.0℃77.1℃67.1℃
Ryzen 7 9800X3D95.4℃76.4℃52.4℃
Ryzen 7 7800X3D75.9℃69.9℃63.1℃
Ryzen 7 9700X75.5℃67.4℃69.1℃
Core Ultra 7 265KF85℃77℃61℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

まずは「瞬間最大温度」から見ていきます。

各CPUの上限温度は、Ryzen 7 9850X3D/9800X3D/9700Xが95℃、7800X3Dが89℃、Core Ultra 7 265KFが100℃です。

ここで示しているのは、CPUごとに設計上定められている最大許容温度のこと。温度がこの値に近づくと、自動的に出力を抑える機能が働くため、数値を見て過度に心配する必要はありません。

実測ではRyzen 7 9850X3Dと9800X3Dが、CPUベンチマーク時のみ一瞬95℃へ到達しました。ただし、CPUを100%使い切るようなベンチマークテストは、日常用途とは性質が異なります。ここは参考値として見ておけばOKです。

ゲームやエンコードといった日常的に発生する高負荷シーンでは、どのCPUも上限温度を大きく下回る範囲でした。

平均温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
4K
エンコード
4K
Ryzen 7 9850X3D75.2℃67.2℃52.4℃
Ryzen 7 9800X3D71.7℃62.1℃47.5℃
Ryzen 7 7800X3D63.0℃60.7℃48.3℃
Ryzen 7 9700X67.9℃60.7℃56.0℃
Core Ultra 7 265KF57℃58℃47℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

次に、「平均温度」をチェックします。ここで上限値に近い状態だと注意が必要です。

Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dはやや高めに見えるものの、いずれも設定された上限温度の範囲内に収まっています。

実際の使用環境を想定すれば、どのCPUも温度面で不安を感じるレベルではありません。通常運用であれば、まったく問題ない範囲です。

Ryzen 7 9850X3DのCPUクーラーは、ミドルタワー以上のケースであればサイドフロー空冷で十分です。

一方、ミニタワーやMini-ITXケースのように内部スペースが限られる環境では、水冷クーラーをおすすめします。

ポイントはケース内の容量です。内部が狭いと、グラボが排出した熱をCPUクーラーが吸い込みやすくなり、冷却効率が下がります。

▼CPUクーラー選びの基本的なポイントは、以下の関連記事も参考にしてください↓

【まとめ】Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5080まとめ

  • 現実的なハイエンドGPU
  • 4K/最高画質で120fps以上を狙える
  • フルHD/WQHDでは性能を持て余しやすい

Ryzen 7 9850X3Dまとめ

  • 使って面白いCPU
  • ロマンを感じる
  • ツボにハマると強烈パフォーマンス
  • GPUの性能をしっかり引き出せる
  • クリエイティブ性能も良い
  • 9800X3Dとの差は限定的

RTX 5080については価格こそ高めだけど、実質的なハイエンドとして完成度の高いGPUです。

しばらく次世代モデルは出そうにないので、安心して長く使えるのも魅力でしょう。

フルHDは完全にオーバースペック、WQHDでもやや過剰。なるべくウルトラワイドや4K環境で使いたいGPUです。

Ryzen 7 9850X3Dについては、個人的には出さないでほしかったCPUです。

ゲーム用途では非常に魅力的であるものの、9800X3Dとの差は大きくありません。

実際に使ってみても、どちらが決定的に優れているとは言い切れない、絶妙なポジションにあります。価格差のバランスをしっかり見て選ぶのが賢明でしょう。

結局のところ、最後は「自己満足」だと思います。せっかくRTX 5080を使うなら、最強のCPUと組み合わせたいと思うのは自然な感情です。

物欲に完全勝利して最強を手にしたときの優越感・安心感は、他のCPUでは味わえません。

理屈を超えた所有欲も、ハイエンドを選ぶ理由のひとつです。

迷ったらRyzen 7 9850X3Dを選んでおけば後悔しないと思います。

以上、参考になれば幸いです!

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