HP OMEN 35L AMD Ryzen 7 8700Fモデル実機レビュー【RTX 5070/5070Tiで比較】

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世界レベルでトップクラスのシェアを誇るHPのゲーミングPC「OMEN 35L AMD CPUモデル」をレビューします。

気になっている人は次のように思っていませんか?

  • ゲームはサクサク動く?
  • 品質やパーツ構成はどうなの?
  • メリット・デメリットは?

実機をお借りしたので詳しくチェックします。

コスパ良くハイスペックPCをゲットしたい人は要チェック!

▼インテルCPUモデルのレビューはこちら!

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目次

OMEN 35Lの特徴とスペック

2025年4月末の時点でOMEN 35L AMDには4つのモデルが存在します。

CPUGPU
Ryzen 7 8700FRTX 5070Ti
RTX 5070
RTX 4070Ti
SUPER
(完売)
レビュー機
RTX 4070
SUPER
(完売)
CPUクーラー空冷
サイドフロー式 RGB
マザーボードB650チップセット
HPオリジナル
メモリ32GB
DDR5-5200 RGB
ストレージ2TB(RTX 5000シリーズ)
1TB(RTX 4000シリーズ)
Gen 4 x 4
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 4×4 – 2(1)
ドライブベイ1個(空き1)
2.5/3.5インチ兼用
ネットワーク有線 1Gbps
・無線 Wi-Fi 7
BluetoothVer. 5.4
電源850W
80PLUS GOLD
高さ x 幅 x 奥行410 x 210 x 408
ミニタワー型
標準価格Ryzen 7 8700Fモデルは
販売終了

新春大祭りセール開催中!

インテルCPUモデルは白と黒から選べる!

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インテルCPUモデル

Core Ultra 7 265F+RTX 5070:465,300円→完売

Core Ultra 7 265K+RTX 5070Ti:619,300円→完売

Core Ultra 7 265K+RTX 5080:751,300円→完売

\1/13までの限定価格/

Ryzenモデル

Ryzen 7 8700F+RTX 5070:443,300円→販売終了

Ryzen 7 8700F+RTX 5070Ti:531,300円→販売終了

Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070:388,800円→329,800円

Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070Ti:453,900円→419,800円

Ryzen 7 9800X3D+RTX 5080:573,100円→549,800円

Ryzen 7 7800X3D/9800X3Dモデルのパーツ構成はインテルCPUモデルに近いです

\1/13までの限定価格/

実際に使って感じた「良い点」と「残念な点」がこちらになります。

ここが良い!
  • 美しい
  • 高品質
  • 所有感が高い
  • 動作音が静か
  • メンテナンス性が高い
  • 安心のHPブランド
  • などなど(記事内で解説)
ここが残念!
  • 標準価格が高め
  • CPU性能が少し低い
  • 注文時にカスタムできない
  • などなど(記事内で解説)

完全新設計されたケースの「見た目」と「使い勝手」が素晴らしく、極めて所有感の高いPCです。

とにかく動作音が静か。よくぞここまで仕上げたな … という感じ。

標準価格は高めですけど、セール時は国内BTOメーカー品と同じくらいになるので、最高級ゲーミングPCブランドの製品を格安でゲット可能。

他に気になった点としては、CPU性能が2025年モデルとしては少し低いことと、注文時に自分好みにカスタムできないこと。

想定できるカスタムの範囲としてはストレージの増設くらいですが、メンテナンス性が高いのと、整備マニュアルPDF(リファレンスガイド)がしっかりしているので難易度は低いです。

困った時のサポートデスクも国産BTOメーカーより優れているので、PCに詳しくない人でもほとんどの人は対応できると思います。

これから詳しく解説するので、購入を検討している人は参考にしてください。

OMEN 35Lの外観

レビュー機はRTX 4070Ti SUPERモデルですが、RTX 5070/RTX 5070Tiモデルもグラフィックボードが違うだけでマザーボードなどのパーツ構成は同じです。

↑角ばったデザインで、左側面はPC内部を見て楽しめる強化ガラスパネルになっています。

安っぽさは微塵みじんも感じなく、非常に所有感の高いケースです。

↑大きさはミニタワーサイズ。

ゲーム機よりは少し幅があるものの、コンパクトなので大きすぎるPCが苦手な人におすすめです。

↑天面の全体が通気口になっています。

ホコリの侵入を防ぐフィルターは内蔵していないので、定期的に内部を掃除したほうが良いでしょう。

↑前後のファン、CPUクーラー、メモリがいい感じに光ります。

最近は白いケースのPCが流行ですけど、黒ボディーも良いです。

暗い部分と明るいLEDのコントラストが美しく、ず〜っと見てても飽きません。

↑LEDの発光パターンはプリインストールアプリの「OMEN Gaming Hub」から調整可能。

ものすごい数のパターンがあるので、いじってるだけで楽しいです。

光るPCが苦手な人はOFFにすることも可能です。

↑天面に音声入出力、USB Type-C(10Gbps)、USB Type-A x 2(5Gbps)、電源ボタン。

USBの通信速度がプリントされているので分かりやすいです。

国産BTOパソコンだと、いまだにType-Cポートが手の届く位置にない製品が多いです。

背面インターフェイス
  • CMOSクリアボタン
  • USB Type-A(5Gbps) x 2
  • USB Type-C(5Gbps) x 1
  • USB 2.0 Type-A x 4
  • 有線LANポート(1Gbps)
  • 音声入出力
映像出力ポート
  • HDMI x 1
  • DisplayPort x 3

5GbpsのUSB Type-Aポートが少なめですけど、ほとんどの人にとって十分な数だと思います。

ネットワークは有線LANのほかにWi-Fiも標準搭載。設置場所の自由度が高くて素晴らしいです。

↑フロントパネルは下から手を入れて引っ張ると簡単に外せます。

↑フロントファンに脱着式の「ほこりフィルター」があります。

↑底面の脱着式「ほこりフィルター」。

撮影の都合で本体を横置きしてますが、正しい手順は本体を上下逆さまにして取り外します。

ちょっとコツがあるので、詳しくは整備マニュアルを参考にしてください。

付属品は「保証書」「電源ケーブル」「簡易マニュアル類」のみ。

キーボード、マウスは付属しません。

日本HP公式サイトではたまにゲーミングキーボードとマウスを付けてセット売りすることがあります。

お得に周辺機器をゲットできるので、気になる人はマメにオンラインショップをチェックしてください。

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OMEN 35Lの内部

日本HPが公開している整備マニュアル(PDF)も参考にしてください。

↑配線が目立たなくて非常に美しいです。

パーツ密度がほどよく、ケース内に熱気がたまりにくいデザイン。

↑CPUクーラーは120mmのサイドフロー空冷。

背面にも120mmのファンを搭載し、CPUとケース内の熱を効率的に排出。

↑メモリスロットは4本で、Kingston FURY DDR5-5200 16GB x 2枚、計32GBを標準搭載。

十分な容量です。

↑前方に140mmの大型吸気ファンが2つ。

↑天面に取り外し可能なファンレールがあります。

整備マニュアルを見ると、120mm x 2、または140mm x 2のファンを取り付け可能。

インテルCPUモデルは水冷なので、自分で水冷クーラーにカスタムしたいマニアな人も満足できるはず。

↑グラフィックボードは車のバンパーのような強靭なサポートステーでがっしり固定されています。

RTX 4070Ti SUPER

↑グラボは3連ファンな冷却効率の高いタイプで、HP社製の独自モデル。

高負荷時のファン音もすごく静かです。

音については「動作音チェック」の項目を参考にしてください。

↑マザーボードはmicroATXタイプで、こちらもHP社製の独自モデル。

チップセットはミドルグレードなB650です。

↑拡張スロットの①はグラフィックボード用、②の空きスロットはGen 4タイプなのでかなり汎用性が高いです。

NVMe SSD増設用のM.2スロットを使うときはグラフィックボードを取り外す必要あり。

SATAポートの空きは1つですけど問題ないと思います。

↑前方の下段に3.5インチ/2.5インチ兼用のドライブベイが1つ。

↑電源ユニットはATX 3.0な850W GOLDのフルプラグイン式。すごく良いモノです。

850WもあるとハイエンドなRTX 5080まで動かせます。

↑反対側は配線のみ。基本的にさわることは無いと思います。

↑LEDファンを一括制御するハブ。ARGB端子の空きは2つ。

パーツ構成とカスタム性の評価

文句なしの構成です。

見た目良し、メンテナンス性良し、末永く「良き相棒」として活躍してくれるでしょう。

ハードディスクや2.5インチSSDをたくさん繋げたい人には不向きですが、現在はNVMe SSDが主流なので影響を受ける人は少ないと思います。

また、整備マニュアル(PDF)が素晴らしく、CPU交換など高難度な手順まで解説しているので一見の価値あり。

さすが最大手PCメーカー。汎用パーツを組み上げるだけの国産BTOメーカーとはレベルが違うなあ … とすごく関心しました。

CPU性能|Ryzen 7 8700F

OMEN 35LはAMDモデルがRyzen 7 8700F、インテルCPUモデルはCore Ultra 7 265FとCore Ultra 7 265Kが採用されています。

また、国産BTOパソコンで最強性能&超人気なRyzen 7 9800X3Dとスペックを比較します。

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
Ryzen 7 8700FCore Ultra 7 265FCore Ultra 7 265KRyzen 7 9800X3D
対応ソケットAM5LGA1851LGA1851AM5
Pコア数8888
Eコア数なし1212なし
定格クロック4.1GHz2.4GHz3.9GHz4.7GHz
ブーストクロック5.0GHz5.3GHz5.5GHz5.0GHz
L3キャッシュ16MB30MB30MB96MB
OMEN 35L
搭載GPU
RTX 5070
RTX 5070Ti
RTX 5070RTX 5070Tiなし
CPU末尾の「K」とか「F」って何?

↑CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断するとCore Ultra 7 265K/KFとCore Ultra 7 265Fが飛び抜けて良く見えるけど、CPUベンチマークと実運用のパフォーマンスは大きく変わるので参考程度にしてください。

特にインテルCPUは「ベンチ番長」な傾向があって、あまりアテになりません。

「Ryzen 7」と聞くと高性能CPUのように思えますが、Ryzen 7 8700Fはキャッシュメモリの容量が少ないなどが理由で、競合するCPUよりも性能は低いです。

個人的にはRyzen 7 7700以上のCPUにして欲しかったところですけど、安く手に入るなどメーカー側の都合があったのでしょう。国産BTOパソコンでは見かけない構成なのがOMEN 35L AMDモデルの特徴であり、デメリットでもあります。

ただ、当サイトで色々なCPUとGPUの組み合わせで検証した感想ですが、現在のPCはマニアな人でない限りRyzen 7 5700X/Core i7-12700F以上のパワーがあれば十分な性能です。

Socket AM5

Ryzen 7 8700FはCPUを取り付けるソケットが「AM5」なので、CPUを交換するだけで簡単にアップグレードができます。(BIOSを最新にアップデートする必要あり)

マニアックな手順が必要なものの、CPUをRyzen 7 9800X3Dや7800X3Dに乗せ換えるだけでモンスターマシンに化けるポテンシャルを持ってるので、将来のアップグレードまで視野に入れるならインテルCPUよりもRyzenがおすすめです。

グラフィック性能|RTX 5070/5070Ti

RTX 5070Tiは16GBもの大容量ビデオメモリを搭載しているのが特徴。あらゆるゲームを4K/最高画質で遊べるほか、ヘビーなクリエイティブ処理も得意な「準ハイエンドGPU」です。

せっかく新しいPCを買うなら長く現役で使いたい!って人におすすめします。

RTX 5070はビデオメモリが12GBなので「WQHD」「UWQHD(ウルトラワイド)」に強いGPUですけど、ゲームによっては4Kでも遊べるので苦手な解像度のない万能タイプ

「価格」「性能」「消費電力」のバランスに優れていて、多くの人におすすめできるGPUです。

より詳しいRTX 5070TiとRTX 5070の解説は関連記事にまとめたので気になる人は参考にしてください。

ストレージ性能

RTX 4070 SUPER/4070TI SUPERモデルは1TB

標準搭載のSSDはGen 4×4の超高速タイプで、発熱を抑えるヒートシンクの下に装着されています。

容量は2TBなので、たっぷり最新ゲームをインストール可能です。

RTX 4070Ti SUPERモデルでの計測値

読み込み性能は約5,000MB/sでGen 4ストレージとしては標準的ですが、ゲームやWindowsの立ち上がりは爆速でストレスはありません。

本機はNVMe SSD増設用のM.2スロットを1つ持っているので、将来的に容量不足になることは無いでしょう。

OMEN 35Lのテスト環境

初回検証時の写真

日本HPからレンタルしたOMEN 35L AMDは「RTX 4070Ti SUPERモデル」でした。

手持ちのRTX 4070 SUPERを使用したPCと性能比較を行いましたが、もう旧モデルの需要は無いと思われます。

新たに手持ちのパーツを使用し、最新のOMEN 35L AMDモデルを再現してベンチマークしました。

ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
CPURyzen 7 8700F
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
RTX 5070ZOTAC RTX 5070
SOLID OC
RTX 5070TiASUS TUF GAMING
RTX 5070Ti OC
メモリ32GB
DDR5-4800
ストレージ2TB
Gen 4×4
電源850W

本記事では「Ryzen 7 8700F+RTX 5070とRTX 5070Tiの比較」となりますが、インテルCPUとの比較やOMEN 35LインテルCPUモデルの性能については関連記事も参考にしてください。

▼Ryzen 7 8700FとCore Ultra 7 265Fとの比較はこちら↓

▼OMEN 35LインテルCPUモデルのレビューはこちら↓

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】モンスターハンター ワイルズ
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】最高+レイトレON
  • 【画質2】パフォーマンス
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス設定」だと、CPU処理の限界が先に来くるのでRTX 5070Tiと5070の性能差が出ません。(ボトルネックが発生)

グラフィックの重い「最高画質」だとスペック通りの差になりますが、こういったゲームは画質を落とす人が多いので、下位モデルのRTX 5070の方がコスパ良いです。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

こちらもフルHDとWQHDはCPU処理の限界が先に来るのでRTX 5070TiとRTX 5070の性能差が出ません。

4Kでスペック通りの差になりますが、RTX 5070でも4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

ベンチマークの評価はRTX 5070Ti/RTX 5070どっちを使ってもフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

こちらもCPU処理の限界が先にくるのでグラフィックボードの差がほとんど出ません。

RTX 5070でも4Kまで快適に遊べます。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

こちらもCPUパワーに依存するゲームで、RTX 5070TiとRTX 5070で違いが出ません。

RTX 5070の方がコスパ良いです。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【DLSS】バランス
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

スペック通りの差が出ますが、普通に遊ぶ分にはRTX 5070でも十分なフレームレートです。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RTX 5070ならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

4K/最高画質で遊びたいならRTX 5070Tiが良いでしょう。

スピンオフ作品のナイトレイン(NIGHTREIGN)もPCの要求スペックは同じなので、余裕で遊べると思います。

【重量級】モンスターハンター ワイルズ

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームは「4K+ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、ビデオメモリ12GBのRTX 5070では動作が不安定になります。

最高画質で遊ぶならビデオメモリ16GBのRTX 5070Tiがおすすめ。

RTX 5070でも画質を少し下げれば4Kまで普通に遊べます。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質】超高
  • 【レイトレーシング】超高
  • 【サンプリング解像度】50
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」に固定して計測しました。(アップスケール品質:パフォーマンスに相当)

2025年4月にRTX 5000シリーズのマルチフレーム対応にアップデートされましたが、専用ベンチマークアプリは非対応なため、マルチフレームOFFの計測結果です。

実際にはグラフの数字から最大2倍のフレームレートが出るはずなので、RTX 5070、RTX 5070Tiのどちらを使っても快適に遊べます。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

フルHDはCPU処理の限界に到達してグラフィックボードの差が出ません。

WQHD以上でスペック通りの差が出ますが、RTX 5070でも十分すぎるフレームレートです。

マルチフレームに対応したゲームだとRTX 5070でも4Kまで超快適に遊べます。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

スペック通りの差が出ますが、RTX 5070でも十分なフレームレートです。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

マルチフレーム対応ゲームです。

こちらもスペック通りの差が出ますが、RTX 5070でも十分なフレームレートです。

RTX 5070、RTX 5070Tiどちらを使っても4Kまで快適に遊べます。

ゲーム性能のまとめ

軽めのゲームだとCPUパワーが限界に到達してグラフィックボードの差が出ません。(ボトルネックが発生する)

ゼンレスゾーンゼロ、原神、Apex Legendsみたいな基本プレイ無料系の軽いゲームを中心に遊ぶ人だと、RTX 5070Tiのパワーを十分に活かせず「もったいない」感じがします。

  • どんな高性能CPUでも必ずボトルネックは発生する

とはいえ、RTX 5070Tiはビデオメモリが16GBもあるのが魅力。

2025年になって発売された最新のゲームの中には、4Kだとビデオメモリ16GBが必要なゲームも出てきました。(例:モンハンワイルズ)

いつかビデオメモリ16GBが必須な時代が来ると思いますが、現状では12GBのRTX 5070モデルで問題ありません。

フルHD/WQHDモニターにつなげる人はRTX 5070がベスト。

4Kモニターにつなげる人、せっかく買うならスペックに余裕が欲しい人はRTX 5070Tiが良いでしょう。

また、日本HPはしょっちゅうセールをしていて、上位モデルと下位モデルの価格差が非常に少ない時があります。

価格次第ではフルHD/WQHDモニターにつなげる予定の人でもRTX 5070Tiモデルがお得なので、予算に合わせて選んでください。

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クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

Ryzen 7 8700FとRTX 5070、RTX 5070Tiを組み合わせはCPU 25%、GPU 100%くらいのパワー配分でエンコードしてました。

GPUヘビーな処理です。

  • 組み合わせるCPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 8700F+RTX 5070
4分09秒
Ryzen 7 8700F+RTX 5070Ti
3分59秒

↑RTX 5070、RTX 5070Tiともに10分の実時間より早く処理できます。

ヘビーなクリエイターだったらRTX 5070Tiがおすすめ。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 8700F+RTX 5070
1分10秒
Ryzen 7 8700F+RTX 5070Ti
1分10秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、グラフィックボードの違いによる差はありませんでした。

YouTubeなどではフルHDが今でも主流なので、RTX 5070の方がコスパ良いです。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 7 8700F+RTX 5070
54.89秒
Ryzen 7 8700F+RTX 5070Ti
47.36秒

AIノイズ除去はCPU 20~50%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

スペック通りの差といった感じ。

ただ、1枚単位での処理だと5.4秒か4.7秒の差になるので、それほど大きな差はありません。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 7 8700F+RTX 5070
23.14秒
Ryzen 7 8700F+RTX 5070Ti
21.12秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 100%、GPU 20%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

ほとんどCPUが処理するので大きな差は出ませんでした。

趣味の写真編集だったらどっちのグラフィックボードでも問題ない速度です。

とはいえ、もっと複雑な処理をさせたら大きな差が出ると思われます。

クリエイティブ性能のまとめ

総合的にRTX 5070Tiの方が優れてるけど、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集もするって人ならRTX 5070でも問題ないと思います。

ただ、クリエイティブ系のアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わるはず。

がっつりクリエイティブ作業をする人だったらRTX 5070Tiモデルを選んでください。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

RTX 5070、RTX 5070Tiともにドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく、どっちが配信に弱いって印象はありません。スペック通りの差です。

とはいえ、配信するとフレームレートは落ちるので、RTX 5070モデルだと高fpsが重要なゲームであれば画質や解像度を落とす必要はあると思います。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

Ryzen 7 8700F+RTX 5070、RTX 5070Tiを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
RTX 5070290-325W230-235W60-65W
RTX 5070Ti300-360W230-235W65-70W

あたりまえですが、RTX 5070モデルの方が省電力です。

ただ、エンコードや動画視聴ではRTX 5070とRTX 5070Tiに差は出ませんでした。

なお、上記の消費電力は私のテスト機での計測値です。

OMEN 35Lだと冷却ファンがたくさん付いていたり、マザーボードの違いなどがあるので多少の誤差があります。参考程度にしてください。

重たいゲームで遊ぶとRTX 5070モデルで最大325Wくらい、RTX 5070Tiモデルで最大360Wが目安です。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

動作音チェック

↑「Ryzen 7 8700G+RTX 4070Ti SUPERモデル」で動作音と消費電力を計測した動画です。

70秒ほどの映像なので、サクッと確認できます。

  • OMEN 35L発売から1年ほどはCPUがRyzen 7 8700Gでした。Ryzen 7 8700Fとほとんど性能は変わりません。
テスト項目騒音値
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
37~38db
日常生活の音
エンコード37~38db
日常生活の音
動画視聴34~35db
ささやき声
アイドリング34~35db
ささやき声
騒音値の目安(タップして見る)
21〜35dbささやき声
36〜40db日常生活の音
41〜45db扇風機の「弱」
46〜50db扇風機の「中」
51〜55db扇風機の「強」
うるさく感じる
56db以上かなりうるさい
不快な音

強烈に静かなPCです。

負荷の大きいゲームプレイ時もまったく気になりません。

静音性は100点満点といった感じです。

  • RTX 5070、RTX 5070Tiモデルも同じくらいの騒音値と思われます

安心&究極サポート|カフェ・ド・オーメン

HPのパソコンには以下のようなサポートメニューがあります。

  • 1年間の修理サービス(修理代・送料無料)
  • LINE/Twitterを使ったソーシャルサポート
  • 使い方サポート
  • セキュリティ診断サービス
  • 延長保証(Care Pack/有料)
  • 訪問設定/設置サービス(有料)
  • などなど

国内BTOメーカーと同等か、少し上のサービス内容です。

実は、これだけではありません。

ゲーミングPCのOMEN/Victusシリーズなら、なんと!

日本HP社内のゲーマー集団が全力であなたをバックアップ

カフェ・ド・オーメン」というゲームに特化したサポートを1年間無料で利用できます!

イメージです

PCが起動しないから助けて!といった基本的なサポートだけではありません。

  • カスタマイズの相談と手順
  • 難しい用語の説明
  • おすすめのゲーム
  • ゲームに最適な設定
  • ゲームでのトラブル/悩み相談
  • 他社のゲーミングアクセサリーの質問
  • などなど

ここまでサポートしてくれるメーカーは、私の知る限りありません。

1年間、ゲーム仲間として「おもてなし」してくれる素晴らしいサービスです。

「カフェ・ド・オーメン」について詳しく知りたいと思った人は、ぜひ公式ページをチェックしてください。

マンガ」で「楽しく」「分かりやすく」解説されてます。

究極サポート!

メリットとデメリット

ここまでのメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。

ここが残念!
  • 標準価格が高め
  • CPU性能が少し低い
  • 注文時にカスタムできない
  • ゲームによってはRTX 5070とRTX 5070Tiの性能差が出ない
ここが良い!
  • 美しい
  • 高品質
  • 所有感が高い
  • 動作音が究極に静か
  • メンテナンス性が高い
  • サポート体制が素晴らしい
  • 最新ゲームを4Kまでサクサク遊べる

とにかく見た目がカッコよくて、メンテナンス性と静音性が極めて高いPCです。

国産BTOメーカーのPCよりも優れた品質で、しっかりしたサポート体制も高ポイント。

RTX 5070/RTX 5070Tiどちらのモデルでも、あらゆるゲームを快適に遊べます。

ただ、ゲームによってはグラフィックボードの性能差が出ないことがあるので注意。

4Kモニターで遊ばない人はRTX 5070モデルをおすすめします。

その他、3.5/2.5インチな旧式ドライブが1台しか固定できないことが気になりましたけど、影響を受ける人は少ないでしょう。

【まとめ】高品質でカッコいい!

HP OMEN 35Lは「スタイリッシュなデザイン」「高い静音性」「究極のサポート」が魅力のゲーミングPCです。

本製品は以下のような人におすすめです。

  • おしゃれなPCが欲しい人
  • 動作音が静かなPCが欲しい人
  • 安心・安全なメーカーのPCが欲しい人

ぜひ、OMEN 35Lをゲットして極上のゲーム体験を楽しんでください。

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Ryzen 7 7800X3D/9800X3Dモデルのパーツ構成はインテルCPUモデルに近いです

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更新:2026年1月19日

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