NEXTGEAR JG-A7G6Tレビュー RTX 5060Ti×全CPUモデルを実機ベンチで徹底比較&選び方完全ガイド

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マウスコンピューターのNEXTGEAR JG-A7G6T(RTX 5060 Ti搭載モデル)をレビューします。

このJG-A7G6Tシリーズには、搭載されているCPUの違いによって5つのバリエーションがあります。

  • Ryzen 7 5700X
  • Ryzen 7 7700
  • Ryzen 7 9700X
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Ryzen 7 9800X3D

もちろん、価格が上がるほど性能も良くなりますが、「実際にどれくらい差があるの?」「どのCPUが一番コスパがいいの?」「そもそもCPUが違うと何が変わるの?」と迷う人も多いはず。

結論から言うと、目的別のおすすめは以下とおりです。

この記事では、各モデルの性能や仕様を比較しながら、なぜ上記の3つがおすすめになるのか詳しく解説していきます。

かなりの長文なので、目次から気になる項目をタップして「つまみ読み」してください

機材貸出元:株式会社マウスコンピューター

目次

JG-A7G6Tの共通スペック

【黒】標準モデル
【白】LEDファン標準搭載

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
CPURyzen 7
5700X
Ryzen 7
7700
Ryzen 7
7800X3D
Ryzen 7
9700X
Ryzen 7
9800X3D
CPU世代Zen 3Zen 4Zen 5
GPURTX 5060 Ti
16GB
CPUクーラー
解説
水冷
240mm
メモリ
解説
16GB
DDR4-3200
16GB
DDR5-5200
16GB
DDR5-5600
ストレージ
解説
1TB
M.2スロット数
解説
2個(空き1)1個(空き0)
マザーボード
解説
B550
チップセット
A620
チップセット
高さ x 幅 x 奥行
解説
410 x 220 x 424
ミニタワー
電源
解説
750W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:オプション
LEDファン黒:オプション
白:標準装備
価格
新モデル
169,800円
黒ボディー
白ボディー
199,800円
黒ボディー
白ボディー
販売終了239,800円
黒ボディー
白ボディー
販売終了
価格と構成は予告なく変わることがあります

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  • 9月30日(火)10:59まで有効

見た目は同じでも、内部の構成にはいくつか違いがあります。

大きく分けて、以下の2タイプに分類されます。

  • Ryzen 7 5700Xモデル
  • Ryzen 7 7000系/9000系モデル

Ryzen 7 5700Xモデルは最も世代の古いCPUのため、マザーボードもそれに合わせた旧世代のものが使われていますが、NVMe SSDを増設できる空きM.2スロットが1つあるのがメリットです。

一方、Ryzen 7 7000系/9000系モデルは、すべて共通のパーツで構成されており、メモリの規格が新しいなど、世代にふさわしいパーツ構成がメリット。ただし、NVMe SSDを増設するM.2スロットに空きが無く、ストレージの拡張性が少し低い点がデメリットです。

このあたりの違いは、これから写真付きで解説します。

JG-A7G6Tのケースについて【全モデル共通】

まずは全モデル共通の「ケースの使い勝手」についてレビューします。

↑角ばったデザインで、左側面はPC内部を見て楽しめる強化ガラスパネルになっています。

安っぽさは微塵みじんも感じなく、非常に所有感の高いケースです。

↑大きさはミニタワーサイズ。

ゲーム機よりは少し幅があるものの、コンパクトなので大きすぎるPCが苦手な人におすすめです。

↑天面に大きな通気口があって、ホコリの侵入を防ぐマグネットフィルターを装備。

↑天面に電源ボタン、USB Type-A 5Gbps x 2、音声入出力。

LEDファンの発光パターンを制御する専用ボタンがあります。

ホワイトカラーモデルは標準でLEDファンを搭載していますが、黒ボディーの標準モデルは注文時のカスタムで追加可能です。

LEDの発光パターンは10個あり、赤・緑・白など固定色のほか、サイクル発光もできます。

ボタン長押しで消灯も可能です。

↑USB Type-Cポートが無いのは残念なポイントですが、Type-A→Type-C変換アダプターを使えば問題ないと思います。

新モデルはUSB Type-Cポートが追加されてます!

↑正面の上下に大型吸気口。

ホワイトモデルは正面から見ると、白いモビルスーツみたいで最高にかっこいいです。(個人差あり)

↑正面のパネルは「ほこり」の侵入を防ぐためメッシュ状になっていますが、フィルターは内蔵していません。

定期的に内部を掃除した方が良いでしょう。

↑底面にも脱着可能な「ほこりフィルター」があります。

ケースの使い勝手まとめ

デザイン性良し、メンテナンス性良し、末永く「良き相棒」として活躍してくれるでしょう。

気になったポイントはケース上面にUSB Type-Cポートが無いことだけ。

ただ、対処方法はあるので、致命的なデメリットではありません。

背面インターフェイス

背面のインターフェイスはRyzen 7 5700Xモデルと、Ryzen 7 7000/9000系モデルで異なります。

以下の順番で解説します。

  • Ryzen 7 5700Xモデルの背面
  • Ryzen 7 7000/9000系モデルの背面
  • 背面インターフェイスの違いまとめ

Ryzen 7 5700Xモデルの背面(旧モデル)

新モデルは背面端子が変わっています。
メーカーホームページで確認してください。

タップして拡大
背面インターフェイス
  • PS/2端子
  • USB 2.0 Type-A x 2
  • USB Type-C(10Gbps)
  • USB Type-A(10Gbps)
  • USB Type-A(5Gbps) x 4
  • 有線LANポート(1Gbps)
  • 音声入出力
映像出力ポート
  • HDMI x 1
  • DisplayPort x 3

Ryzen 7 7000/9000系モデルの背面

タップして拡大
背面インターフェイス
  • USB Type-C(5Gbps) x 1
  • USB Type-A(5Gbps) x 2
  • USB 2.0 Type-A x 2
  • 有線LANポート(1Gbps)
  • 音声入出力
映像出力ポート
  • HDMI x 1
  • DisplayPort x 3

背面インターフェイスの違いについて

違いはUSBポートの数だけです。

赤:優れている

Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
7000/9000系
Type-C
(10Gbps)
10
Type-C
(5Gbps)
01
Type-A
(10Gbps)
10
Type-A
(5Gbps)
42
Type-A
(USB 2.0)
22
合計8ポート5ポート
旧モデルのインターフェイスです
新型のRyzen 7 5700Xモデルは拡張性が低くなってるのでメーカーページで確認してください

もっとも価格の安い旧世代のRyzen 7 5700Xモデルが優れています。特に10Gbpsな高速USBポートが2つもあるのが素晴らしい。

私も比較表を作ってて、ありゃ?こんなに違うの?ってびっくりしました。

ただ、両モデルともケース上面に5GbpsなType-Aポートが2つあるので、どっちを選んでもほとんどの人にとって十分なポート数だと思います。

JG-A7G6Tの内部

ここでは本体左右のパネルを開いた内部の違いを解説します。

ホワイトカラーモデル(RGBケースファン追加モデル)

ホワイトカラーモデルと、黒ボディーの標準モデルに「RGBケースファン」を追加した場合の内部です。

↑全モデルに長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラーを標準搭載

↑前部に光る吸気ファンが3つあります。

標準モデル

↑全モデルに長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラーを標準搭載

↑標準モデルの前部吸気ファンは1つだけです。

ホワイトカラーモデルが3つもファンを持っているのは「光る見た目を良くするため」で、普通に使う分には1つで冷却能力に問題はありません。

ちなみに、ファンの数は多すぎると動作音が「うるさくなる」デメリットがあるけど、NEXGEARのファン音は静かです。

詳しくは動作音チェックの項目を参考にしてください。

右側面の内部【全モデル共通】

正面から見て右側のパネルを開けた状態です。

↑こちら側に配線が集中しています

↑側面に2.5インチのドライブベイが2つ。低速タイプのSSDを2台増設できます。

2.5インチのSSDはゲームのインストール先にはおすすめしませんが、動画ファイルなどの大容量データの保管先としては十分な速度です。

3.5インチHDD(ハードディスク)を固定するパーツはありませんが、現在のストレージはSSDがメインなので、影響を受ける人は非常に少ないと思われます。

電源ユニットは750W 80PLUS BRONZE。

RTX 5070 TiクラスのハイスペックGPU+ストレージを2〜3台くらい追加できる十分な容量です。

↑LEDファンの発光パターンを一括制御するハブ(ARGBハブ)を標準搭載。

かなり豪華な装備です。

マザーボードの違い

ちょっとマニアックな内容ですが、マザーボードはPCの拡張性をキメる重要なパーツです。

Ryzen 7 5700Xモデルと7000/9000系では使われているモノが違うので、サクッと確認しておきましょう。

Ryzen 7 5700Xモデル(旧モデル)

新モデルはもっと安いマザーボードに変更になりました。
NVMe SSDの増設スロットは新モデルにありません。

Ryzen 7 5700XモデルにはB550チップセットの「ASRock B550 PRO4」が採用されています。

Ryzen 7 5700Xモデルは、世代が古いわりにけっこう拡張性が高いです。

大きなメリットとしてはNVMe SSD増設用のM.2スロットが1つあること。

ゲーム機のPS5用 SSDを買ってこれば、簡単にストレージ容量を増設できます。

その他、2.5インチSSDや3.5インチHDDといった旧式ストレージをつなぐときに使うSATAポートが6つ(M.2増設スロットを使う場合は4つまで使用可能)もあり。

拡張スロットの内訳

  1. グラフィックボード用
  2. 使用不可
  3. 空き(PCIe Gen 3×4)

②のスロットはグラフィックボードで隠れてしまうため使用できません。

③のスロットにキャプチャーボードなどの拡張カードを使用できますが、今どき拡張スロットを使う人は少ないと思います。USBポートを使ってカスタムした方が便利。

Ryzen 7 7000/9000系モデル

Ryzen 7 7000/9000系モデルにはA620チップセットの「ASRock A620M」が採用されています。

チップセットは入門クラスのA620ですけど、CPUやメモリの設定をいじり倒すマニアな人でなければ十分な性能です。

A620チップセットの特徴については関連記事も参考にしてください↓

新世代のRyzen 7000/9000系のマザーボードは必要最低限って感じです。

メモリスロットは2本で、標準では8GB x 2枚が装着されています。(計16GB)

メモリの増設スロットが無いので拡張性が低く見えるけど、DDR5メモリは4枚で使うと速度が落ちるデメリットがあります。

トラブルを避けるためにも、2枚で目的の容量にするのがおすすめ。

心配な人は注文時のカスタムで32GBに交換することをおすすめします。

NVMe SSDを増設するための空きM.2スロットは無いので注意。

たくさんのゲームをインストールしたい人は、注文時に2TB以上の大容量タイプに交換しておくと安心です。

予算が厳しい人は、容量が少なくなったら大容量NVMe SSDへ引っ越しすれば問題ありません。

拡張スロットの内訳

  1. グラフィックボード用
  2. 使用不可
  3. 空き(PCIe Gen 3 x 1)

②のスロットはグラフィックボードで隠れてしまうため使用できません。

③のスロットはGen 3×1な低速タイプなので、ほとんど使い道がないと思います。

配信などで使うキャプチャーユニットは外付けUSBタイプを使えば問題なし。現在のPCは使える拡張スロットが無くても問題ありません。

マザーボードの違いまとめ

拡張性だけで見ると、世代の古いRyzen 7 5700Xモデルの方が有利です。(新モデルは、ほぼRyzen 7000/9000系と各区調整は同じ)

一方、新世代のRyzen 7 7000/9000系は、あまり使われない機能を省いたシンプル構成といった感じ。

とはいえ、最近はPCの中を開けてパーツを交換する人も少なく、遊ぶ目的で購入する人がほとんどだと思います。

「買ったらすぐゲームを楽しみたい!」という人にとっては、拡張性が多少控えめでも実用面では問題なし。Ryzen 7 7000/9000系も、しっかり快適に使えます。

グラフィック性能|RTX 5060 Ti 16GB

4つのグラフィックボードを使ってゲームのフレームレートを比較したところ、RTX 5060 Ti 16GBは「かなりの実力派」です。

もちろん、上位モデルのRTX 5070には負けるけど、フルHDかWQHDモニターにつなげて遊びたい人にとってベストなグラフィックボードと感じました。

ちなみに、同じ「RTX 5060 Ti」という名前でも、ビデオメモリ(VRAM)8GBモデルと16GBモデルでは、かなりの性能差があります。

その点、JG-A7G6Tに搭載されているのは16GBモデルなので、あらゆるゲームを最高設定でプレイ可能です。

比較に使用したゲームや、VRAM 8GBモデルとの違いについては、以下の関連記事で詳しく解説しています↓

その他、RTX 5000シリーズから採用されたマルチフレーム機能など、より詳しい特徴やデメリット、他のグラフィックボードとの性能比較は関連記事も参考にしてください↓

CPU性能の違いについて

冒頭で解説したとおり、JG-A7G6Tには搭載されているCPUの違いによって5つのバリエーションがあります。

  • Ryzen 7 5700X
  • Ryzen 7 7700
  • Ryzen 7 9700X
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Ryzen 7 9800X3D

ざっくりスペックの違いをチェックします。

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
7700
Ryzen 7
9700X
Ryzen 7
7800X3D
Ryzen 7
9800X3D
世代Zen 3Zen 4Zen 5Zen 4Zen 5
コア数88888
ベースクロック3.4HGz3.8GHz3.8GHz4.2GHz4.7GHz
ブーストクロック4.6GHz5.3GHz5.5GHz5.0GHz5.2GHz
L3キャッシュ32MB32MB32MB96MB96MB
限界性能95℃95℃95℃89℃95℃
発売開始年月2022年4月2023年1月2024年11月2023年4月2024年11月
販売開始価格42,800円53,800円70,800円71,800円86,800円
実売価格
2025年6月調査
23,500円42,800円58,980円62,800円93,800円
【実売価格】はCPU単体のパーツ価格
価格は変動するので参考程度にしてください

世代ごとの進化をサクッとまとめると …

Zen 3→Zen 4は大幅な進化。見た目からして別モノで、パフォーマンスも大きく向上。

Zen 4→Zen 5は技術的に進化した点は多くあるものの、飛び抜けたパフォーマンス向上は無し。

各CPUの特徴まとめ

Ryzen 7 5700Xは今や激安クラスのCPU。世代が古いので「処理内容によっては」パワー不足を感じる場面あり。

Ryzen 7 77009700Xのスペックは似ていますが、7700はZen 4、9700XはZen 5世代。ただし、実際の使用感では大きな差はなく、体感できるほどの性能差は感じにくい。

Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dといった、「X3D」が付くモデルは、巨大なキャッシュメモリ(3D V-Cache)を持つのが特徴。キャッシュが効くゲームではフレームレートが爆上がりで、一度使うと他のCPUに戻れないレベルの強烈さ。ただし、ミドルクラスPCには価格が高すぎるのがデメリット。

Ryzen 7 7800X3DはZen 4世代だけど、Zen 5の9800X3Dと体感できるほどの性能差は無い。X3Dモデルとしては価格が安く、最高のゲームパフォーマンスを求める人には十分すぎる性能。

Ryzen 7 9800X3Dは最新のZen 5世代。7800X3Dから動作クロックが向上しつつも発熱に強くなり、オーバークロックにも対応。CPUの限界性能を追求したい上級者におすすめ。最強性能だけど、価格も最強なのでよ~く検討してください。

CPUベンチマーク

CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。

グラフだけで判断すると世代順に並んでいる感じで、Ryzen 7 5700Xがもっともショボい性能に見えます。

ただ、ゲームや動画編集などはCPUとGPUが協力して処理をするので、CPU単体のベンチマーク結果がそのまま体感性能に直結するわけではありません。

実際の使用感ではRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dがぶっちぎりのパフォーマンスを発揮しますが、Ryzen 7 5700Xでも普通に遊べます。

なので上のグラフは、あくまで「ざっくりした性能の順番」として、参考程度に見てもらえればOKです。

最強CPUランキング

BTOパソコン向けのランキングです。

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツだよ!

予算にあわせてしっかり選ぼう!

更新:2025年9月21日

【1位】Ryzen 7 7800X3D

ハイスペックゲーミングPC用のCPU。

新世代のRyzen 7 9800X3Dより総合性能は劣るものの、ゲーム時のパフォーマンスはトップクラス。

7800X3Dの方が消費電力が低くて価格が安いメリットあり。

もともとの性能が高いので、9800X3Dとの性能差を体感できる人は少ないと思われる。

特にフルHDとWQHDのパフォーマンスが飛び抜けて良い。

コスパ良く最強ゲームマシンが欲しい人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 7800X3Dの実機ベンチマーク

【2位】Ryzen 7 9800X3D

ハイスペックゲーミングPC用のCPU。

ゲーム時のパフォーマンスが究極に素晴らしいだけでなく、クリエイティブ系の処理も強い。

CPU選びに悩むことが無くなる「アガリ」の一品。

とりあえずこのCPUを選んでおけば数年間は現役で使える。

価格が下がってコスパも良くなった。迷ったらコレを選んでおけば安心。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 9800X3Dの実機ベンチマーク

【3位】Ryzen 7 7700

ミドル〜ハイスペックPC用のCPU。

ライバルのCore i7-14700Fより少し良い性能。

体感上のパフォーマンスは新型のRyzen 7 9700Xとほとんど変わらない。

BTOパソコンの価格もRyzen 7 9700Xモデルより安く、バランス良くまとまった高性能CPU。

取り扱っているショップが少ないのがデメリット。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070 Ti、Radeon RX 9060 XT~RX 9070 XT

>Ryzen 7 7700の実機ベンチマーク

【4位】Ryzen 5 7500F

ミドルスペックPC用でBTOパソコン専用のCPU。(自作PCならRyzen 5 7600が近い性能)

ライバルのCore i5-14400Fより高性能で処理内容によってはRyzen 7/Core i7に近いパフォーマンスを発揮する。

ミドルクラスBTOパソコン用CPUの王者。

取り扱っているショップが少ないのがデメリット。

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Ryzen 5 7500Fの実機ベンチマーク

【5位】Ryzen 7 9700X

ハイスペックPC用でゲーム、クリエイティブ作業など何でもこなせるバランス型だが、ゲーム時のパフォーマンスはRyzen 7 7800X3Dに負ける。

ゲーム目的ならRyzen 7 7800X3Dか9800X3Dが良く、コスパ重視ならRyzen 7 7700で十分な性能。

微妙な立ち位置のCPUだが、総合パフォーマンスはライバルのCore i7-14700F/Core Ultra 7 265Fを大きく超えるので、インテルCPUに不安がある人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 9700Xの実機ベンチマーク

【6位】Core Ultra 5 225F

ミドルスペックPC用のCPU。

旧世代のCore i5-14400Fより消費電力が低くて基本性能が高く、ゲームによっては価格の高いCore i7に迫るパフォーマンス。

動画編集などのクリエイティブ性能はCore i7-14700Fを超えることもあって、なかなか良いCPU。

デメリットはPCの価格が少し高いことだけど、性能は良いので長く現役で使うつもりならミドルクラスNo.1

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Core Ultra 5 225Fの実機ベンチマーク

【7位】Core Ultra 7 265F/KF

インテル最新世代のCPU。

265KFは出力が高くてオーバークロックに対応したフルスペック版でハイスペックPC用。

265Fは265KFの出力を落としてオーバークロック非対応にしたミドル~ハイスペックPC用。

Core i7-14700シリーズからクリエイティブ系の処理能力は大きく上がったが、ゲーム時のパフォーマンスはあまり変わらずRyzen 7 9700Xよりも低い性能。

人気が無いから価格が安いのが最大の特徴で、Ryzenより性能は低いけど普通に遊べる。

商業的には失敗作。

インテルCPUを使いたい人、できるだけ安くハイスペックPCが欲しい人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Core Ultra 7 265KFの実機ベンチマーク

>Core Ultra 7 265Fの実機ベンチマーク

【8位】Core i5-14400F

ミドルスペックPC用のインテル第14世代CPU。

ゲームもクリエイティブ処理もそつなくこなせるバランス型。

総合パフォーマンスはRyzen 7 5700Xに少し劣るものの、価格が安くてコスパが良い。

マザーボードがRyzen 7 5700Xよりも世代が新しいので、ストレージの拡張性が高いのもポイント。

なるべく安くミドルクラスPCをゲットしたい人におすすめ。

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Core i5-14400Fの実機ベンチマーク

【9位】Core i7-14700F

ミドル〜ハイスペックPC用のCPU。

第12世代のCore i7-12700のマイナーアップデート版で、高効率コアとキャッシュメモリなどが強化。

不具合発覚で圧倒的不人気なCPUになってしまったが、性能はそこそこ良い。(飛び抜けて良くはない)

人気が無くて売れないからと思われるが、BTOパソコンはショップによって投げ売り状態になっている。

新品BTOパソコンは修正パッチを適用して出荷しているので、これから不具合に遭遇する心配は無いが、さすがに古さを感じる。

どうしてもインテルCPUを使いたい人が選んでください。普通に使う分には問題ない性能です。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070、Radeon RX 9060 XT、RX 9070

>Core i7-14700Fの実機ベンチマーク

【10位】Ryzen 7 5700X

ミドルスペックPC用のCPU。

8コア16スレッドで動作するZen3世代のハイクラスCPU。総合パフォーマンスはライバルのCore i7-14700Fより少し劣るが、PCの価格は2〜3万円ほど安い。

4K動画編集などヘビーなクリエイティブ処理が苦手。

悪いCPUでは無いが、2025年に選ぶにはさすがに古さを感じる。

世代が古いため、いつかCPUを交換してパワーアップしたい … といったマニアな人には向いていなく、基本はそのまま使い切る感じで、価格重視で「今」を楽しめれば良い人なら問題なし。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070、Radeon RX 9060 XT

>Ryzen 7 5700Xの実機ベンチマーク

  • CPU末尾のFとかKって何?
  • ゲーミングPCのCPUの役割って?

と思った人は、関連記事をチェック↓

各CPUの将来性について

PCの価格GPU交換
Ryzen 7 5700XX
Ryzen 7 7700
Ryzen 7 9700XX
Ryzen 7 7800X3DX
Ryzen 7 9800X3DXX

将来的にもっと高性能なグラフィックボードへ交換しても、CPUとGPUのバランスが崩れないかをチェックしておきましょう。

BTOパソコンを選ぶ人でも、あとからグラフィックボードを自分で入れ替えるケースは少なくありません。

Ryzen 7 5700Xは注意。世代が古くて性能もそこそこなので、より高性能なグラフィックボードに載せ替えても、性能を十分に引き出せない可能性があります。基本はそのまま使い切る方向で、価格を抑えて「今」を楽しみたい人に向いています。

Ryzen 7 7700はバランスが良いです。PCの価格も高すぎず、パワーも必要十分。RTX 5070やRadeon RX 9070 XTといった高性能GPUとも相性良し。もっともコスパが良いです。

Ryzen 7 9700Xは中途ハンパなポジション。性能はRyzen 7 7700と大きく変わらないのに価格が高めなので、ゲーム目的なら7800X3Dを選んだ方が満足度は高いでしょう。

Ryzen 7 9800X3D/7800X3Dは強いです。RTX 5090といったハイエンドモデルとの相性も良し。いつか登場する次世代GPUにも余裕で対応できるポテンシャルがあります。PCの価格は高いけど、長く現役で使い続けられるのがメリットです。

購入後のパーツ交換は保証外となる場合があるので、慎重に判断してください

テスト環境

JG-A7G6T RTX 4060 Tiモデル

マウスコンピューター様からレンタルしたJG-A7G6Tは「Ryzen 7 5700X+RTX 4060 Tiモデル」でしたが、旧モデルの需要は無いと判断し、レビュー記事は削除しました。

また、5つのCPUモデルを同時にレンタルするのも難しいため、手持ちのパーツを使ってJG-A7G6T RTX 5060 Ti 16GBモデルを再現し、ベンチマークを実施しています。

スクロールできます
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
Cooler Master
CM690Ⅲ
CPURyzen 7 7700
Ryzen 7 9700X
Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 7 9800X3D
Ryzen 7 5700X
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
GPUPalit RTX 5060Ti
INFINITY 3 16GB
レビュー
マザーボードASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
ASRock B550
Phantom Gaming 4
メモリ32GB
DDR5-4800
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB
電源850W

実際のJG-A7G6Tとはちょっと違って、空冷CPUクーラーや少し遅めのメモリを使っていますが、あえて控えめな構成で計測しています。

それでも、パフォーマンス的にはほぼ同じはずです。

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】フォートナイト
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】モンスターハンター ワイルズ
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

グラフの便利な使い方

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質】パフォーマンス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

画質は競技向けの「パフォーマンス」で計測しました。

画質を落とすとGPUの負荷が軽くなってCPUの性能差がハッキリ出ます。Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dがぶっちぎりのフレームレートです。

Ryzen 7 5700Xの処理能力が一番低く、フルHD~4Kすべてでフレームレートが頭打ちになる=ボトルネックが発生している状態です。

こういったゲームは画質を落とす人が多いので、ヘビーシューターならRyzen 7 9800X3D/7800X3Dが良いでしょう。

カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

フルHDだとRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dは瞬間的に上限の300fpsを超える性能があると思われます。

WQHD以上になるとGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず差は出ません。

どのCPUを使っても4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

フルHDはRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dが飛び抜けた性能で、同じRTX 5060 Ti 16GBを使っているとは思えないほど差が出ますが、どのCPUを使っても十分な速度で遊べます。

4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルです。

【中量級】ストリートファイター6

設定
  • 【画質】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測したFIGHTING GROUNDの平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

どのCPUと組み合わせても大きな差はありません。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

CPUパワーに依存するゲームで、Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dが飛び抜けたスコア。

Ryzen 7 9800X3Dと7800X3D以外はCPU処理の限界に達するのが早く、フルHDとWQHDのフレームレートが頭打ちになります。

ただ、このゲームは80fpsくらいあれば快適に遊べるので、Ryzen 7 9800X3D/7800X3Dと他のCPUで違いが分かる人は少ないでしょう。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【DLSS】バランス
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

「最高画質+アップスケール+フレーム生成」の計測値です。

微妙にRyzen 7 5700Xが低いフレームレートだけど、体感で違いが分かる人は少ないでしょう。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】モンスターハンター ワイルズ

Ryzen 7 7700+RTX 5060Ti 16GB
WQHD/マルチフレーム x 4
設定
  • 【画質1】ウルトラ+レイトレーシング高
  • 【画質2】中+レイトレーシングOFF
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームはビデオメモリを大量に使います。VRAM 8GBだとマトモに遊べないので注意!

「ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、まったり遊ぶ分には十分な速度です。

ただし、画質をかなり落とさないとフルHD/120fpsが出ないので、高画質&高フレームレートで遊びたい人はRTX 5070以上のグラボにしてください。

微妙にRyzen 7 5700Xが低いフレームレートだけど、プレイに影響はありません。

【追記】2025/6/30 マルチフレーム対応にアップデートされました。
現在はグラフの数字から最大2倍のフレームレートで遊べます。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやフレーム生成といった最新技術に未対応なため「少し重たい」ゲームですが、RTX 5060 TiならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

スピンオフ作品のナイトレイン(NIGHTREIGN)もPCの要求スペックは同じなので、余裕で遊べると思います。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質】超高
  • 【レイトレーシング】超高
  • 【サンプリング解像度】50
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」に固定して計測しました。(アップスケール品質:パフォーマンスに相当)

2025年4月にRTX 5000シリーズのマルチフレーム対応にアップデートされましたが、専用ベンチマークアプリは非対応なため、マルチフレームOFFの計測結果です。

実際にはグラフの数字から最大2倍のフレームレートが出るはず。Ryen 7 5700Xが微妙に低いフレームレートだけど、十分なパフォーマンスだと思います。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

このゲームもマルチフレームに対応しています。

Ryzen 7 5700Xがパワー不足に見えますが、普通に遊ぶ分には十分すぎるフレームレートが出てます。

RTX 5060 Ti 16GBは、マルチフレームに対応したゲームだと4Kまで超快適にプレイ可能です。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

マルチフレーム対応ゲームです。

こちらもCPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

ゲーム性能のまとめ

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

Ryzen 7 9800X3Dが最強だけど、CPUの価格が高すぎてミドルクラスPCにはちょっとバランスが悪いです。

その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこうなります↓

CPU9800X3Dとの
性能差
Ryzen 7 5700X-19.1%
Ryzen 7 7700-11.9%
Ryzen 7 9700X7.7%
Ryzen 7 7800X3D-1.9%

Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dは、たったの1.9%しか差が出ませんでした。

たぶん、9800X3Dと7800X3Dとの違いを体感できる人は「極めて少ない」と思います。

  • テストしたゲームの中にはフレームレートに60fpsまでの上限があったので、MODを使って上限解除するなどマニアックなことをすればもっと差が出るはず。ただし、現実的な体感差は少ない。

注目点として、上記の性能差は画質を落としてCPUパワーを絞り出した結果と、フレームレート60fpsが上限のゲームを含みます。

最高画質で計測したゲームと、フレームレートに上限が無いゲームの平均値を出すとこうなります↓

平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。

以下のゲームを除く

  • フォートナイト(最低画質のため)
  • モンハンワイルズ(中画質を除く)
  • ストリートファイター6(60fpsが上限のため)
  • エルデンリング(60fpsが上限のため)

マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。

RTX 5060 Ti 16GBはもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。

最高画質で遊びたい人だと、WQHD以上はどのCPUを使ってもそんなに差は無いです。CPUの価格差に見合った違いはありません。

画質を落としてフレームレートを稼ぐタイプの人だったら、Ryzen 7 9800X3Dか7800X3Dがベスト。

まったり楽しむタイプだったら、最安のRyzen 7 5700Xでも十分なパフォーマンスです。

とはいえ、ゲームは年々ハイスペックなPCを要求してくるので、コスパ重視で性能にも妥協したくない人だったらRyzen 7 7700が「ちょうど良い」って感じ。

この辺は人によって評価が変わるので、よ~く検討してください。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5060 Ti 16GBを使ったエンコードはCPU 20~50%、GPU 80~90%くらいの配分で動作。

わりとGPUヘビーな処理です。

  • CPUとGPUの組み合わせパターンによって稼働配分が変わります
フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
1分11秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060Ti 16GB
1分04秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5060Ti 16GB
1分04秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分07秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分04秒

↑フルHDエンコードは負荷が軽いので、どのCPUを使っても10分の実時間よりかなり早く処理できます。

Ryzen 7 5700Xは若干遅めに見えるけど、実際の作業では気にならないレベルです。

4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
5分05秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060Ti 16GB
4分36秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5060Ti 16GB
4分36秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060Ti 16GB
4分36秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
4分36秒

↑負荷の高い4KエンコードはGPUが中心になって処理するからと思われますが、Ryzen 7000/9000系の速度は変わらず。Ryzen 7 5700Xだけちょっと遅いです。

とはいえ、10分の実時間よりは早く処理できるけど、どのCPUを使ってもけっこう時間が掛かります。

そもそもRTX 5060 TiクラスのGPUは4Kの処理はあまり得意ではありません。

ヘビーなクリエイティブ作業をする人ならRTX 5070 Ti以上のグラボを選んだ方が時間効率が良いでしょう。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
1分15秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060Ti 16GB
1分11秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5060Ti 16GB
1分09秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分11秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分08秒

AIノイズ除去はCPU 25~40%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

Ryzen 7 9800X3Dが最速ですけど、CPUの価格差に見合った速度差はありません。

1枚単位の処理だったらRyzen 7 5700X/7700でも十分な性能です。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
26.49秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060Ti 16GB
18.23秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5060Ti 16GB
17.49秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060Ti 16GB
18.63秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
15.54秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 85~100%、GPU 35~40%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

Ryzen 7 5700Xは遅いと感じるレベル。

こちらもRyzen 7 9800X3Dがベストだけど、Ryzen 7 7700や7800X3Dとめっちゃ差があるわけではありません。

とはいえCPUパワーをしっかり使う処理なので、もっと複雑な処理をさせたら大きな差が出ると思われます。

趣味の写真編集レベルだったら、Ryzen 7 5700X以外なら問題ないかな … といった感じです。

クリエイティブ性能のまとめ

総合的にRyzen 7 9800X3Dがベストだけど、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集もするって人ならどのCPUを使っても問題ないと思います。

ただ、クリエイティブ系のアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わるはず。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの「最上位CPU」+「もっと高性能なGPU」にした方が時間効率が良いでしょう。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく、どのCPUが配信に弱いって印象はありません。

とはいえ、配信するとフレームレートは落ちるので、高fpsが重要なゲームであれば画質や解像度を落とす必要はあると思います。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5060 Ti 16GBを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
フルHD
動画視聴
Hulu
5700X250-270W155-170W65-70W
7700245-265W170-175W60-65W
9700X255-280W165-175W65-70W
7800X3D225-250W130-140W65-70W
9800X3D245-290W160-170W60-65W

Ryzen 7 7800X3Dがベスト。一番パワーの少ないRyzen 7 5700Xよりも低い消費電力です。

Ryzen 7 7800X3Dって価格は高いけど、選ぶ価値は十分にあると思います。

7800X3Dの消費電力が低いのが謎だったのですが、「大容量キャッシュメモリのおかげで消費電力の高いメインメモリへのアクセスが減るため」だそうです。

Ryzen 7 9800X3Dはパワーがある分、ゲームだと7800X3Dより20~40Wくらい高い消費電力。ゲーム時のパフォーマンスは体感できるほどの差は無いので、ちょっと残念

とはいえ、JG-A7G6TはどのCPUモデルを選んでも、ゲームなど高負荷時の消費電力は300W以下に収まるのがポイントです。

  • テストPCは「空冷CPUクーラー」、Ryzen 7 7000/9000系はさらに「オープンフレームケース・ファン無し」といった最小限の構成なので、参考値として見てください
  • JG-A7G6Tのホワイトカラーモデルだと、「水冷+ファン6個」といった過剰冷却な構成なので、私のテスト環境よりも少し消費電力は上がると思われます
計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

動作音チェック

↑「Ryzen 7 7700+RTX 4070 SUPERモデル」で動作音と消費電力を計測した動画です。

グラフィックボード以外はJG-A7G6TのRyzen 7000/9000系と同じパーツ構成なので、参考にしてください。

RTX 5060 Ti 16GBだと、消費電力も50Wほど低くなるはずです。

80秒ほどの映像なので、サクッと確認できます。

テスト項目騒音値
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
40~41db
扇風機の「弱」以下
エンコード40db
日常生活の音
動画視聴40db
日常生活の音
アイドリング40db
日常生活の音
騒音値の目安(タップして見る)
21〜35dbささやき声
36〜40db日常生活の音
41〜45db扇風機の「弱」
46〜50db扇風機の「中」
51〜55db扇風機の「強」
うるさく感じる
56db以上かなりうるさい
不快な音

アイドリング~負荷の高いゲームまでほぼ一定の動作音でした。

ホワイトカラーモデルだと6個のファンが標準搭載されているので、アイドリング時もそこそこの騒音値ですけど、たぶん気になる人は少ないと思います。

総合的に静音性は100点満点といった感じです。

  • RTX 5060 Ti 16GBモデルも同じくらいの騒音値と思われます

超強力なサポートサービス

マウスコンピューターのPCは標準で3年間の保証が付くほか、24時間365日の電話・LINEサポートなどが充実しています。

他のメーカーだと1年保証、有料で延長保証が普通です。

保証の点だけでもマウスコンピューターを選ぶメリットがあります。

さらに、オプションで必要なサポートサービスを追加できるのもポイント。

パソコンのスキルは人によって差があります。

少しでも不安がある人は、本体の価格だけで判断せず、サポート力も考慮するのがおすすめです。

マウスコンピューターの充実したサポート内容は公式ページをチェックしてください。

おすすめカスタマイズ

予算に余裕がある人や自分でカスタムするのが不安な人は、以下のオプションがおすすめです。

  • 2TBストレージに変更
  • 32GBメモリに変更

最新ゲームをたくさんインストールしたい人は、ストレージが2TBあるとかなり長く使えます。

特にRyzen 7 7000/9000系モデルは増設用のM.2スロットが無いので、なるべくメインストレージを大容量タイプに交換しておくと使いやすいでしょう。

メモリは配信やクリエイティブ作業など多目的に使う人は32GBに交換しておくと安心。

その他、Wi-Fiの追加など、使用する環境に合わせて柔軟にカスタム可能です。

逆に、必要ないオプションは以下です。(好みの問題なので、迷ったときの判断材料にしてください)

  • Windows 11 Proに変更
  • CPUグリスの変更
  • 電源容量の変更

個人で使う分には標準のWindows 11 Homeで十分です。

CPUグリスと電源容量については標準のままで問題ありません。

LEDファンの追加について

価格は2025年6月時点

新モデルは黒ボディーもLEDファンが標準搭載されてます!

黒ボディーの「標準モデル」は注文時のカスタムでLEDファンを追加できます。

ゲーミングPCらしい派手な見た目が好きな人は追加するのがおすすめ。

ただし、「赤色」「青色」は安いけど、購入時に選択した色でしか光りません。

選ぶなら一番下の「RGBケースファン」がおすすめ。発光パターンをケース天面のボタンを使って変更できます。

  • 白ボディーの「ホワイトカラーモデル」は標準でRGBケースファンが搭載されています

JG-A7G6Tのメリットとデメリット

ここまでのメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。

まずは、CPUについて。

CPUの特徴まとめ
  • Ryzen 7 5700X→価格重視で「今」を楽しみたい
  • Ryzen 7 7700→価格と性能のバランスが良い
  • Ryzen 7 9700X→あまり魅力が無い
  • Ryzen 7 7800X3D→省電力で強烈なパワー
  • Ryzen 7 9800X3D→最強だけどコスパが微妙

JG-A7G6Tシリーズは、予算と使い方に合わせて選べるのがメリット。

実際のところ、どのCPUを使っても出来ることに大きな差はありません。

将来性」と「ゲーム時のパフォーマンス」が違うだけです。

個人的にRTX 5060 Ti 16GBと組み合わせるCPUなら「Ryzen 7 7700がベスト」だと思います。

次に、JG-A7G6Tシリーズのメリットとデメリットについて。

JG-A7G6Tのここが残念!
  • 手の届く位置にUSB Type-Cポートが無い
  • 自分でカスタムしたい人にはやや不向き
  • Ryzen 7 7000/9000系はNVMe SSDの増設ができない
JG-A7G6Tのここが良い!
  • 初心者向けのわりきった構成
  • かっこいい
  • 動作音が静か
  • 大きすぎないサイズ
  • 標準で3年保証
  • 24時間365日のサポート体制

自分でパーツ交換したいマニアな人だと、ちょっと物足りないかも。

逆に、買ったらひたすらゲームを楽しみたい!って人にとって大きなデメリットはありません。

Ryzen 7 7000/9000系モデルはNVMe SSDの拡張性が低いのが弱点ですけど、注文時に2TB以上へ増量しておけば問題ないはず。

予算が厳しい人は、容量が少なくなったら大容量NVMe SSDへ引っ越しすればOK。

その他、「手の届く位置にUSB Type-Cポートが無い」ことが気になりましたが、致命的な問題ではないと思います。

デメリットよりもメリットの方が強く、多くの人が満足できるPCだと感じました。

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147800円RX 9060 XTRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア11111111
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155980円RTX 4060Ryzen 9 7945HX32GB1TBMinisforum1111111
158800円RTX 5060 TiRyzen 7 5700X16GB1TBマウス11111111
166980円RX 9060 XTRyzen 7 5700X32GB1TBツクモ11111111
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174980円RTX 5070Ryzen 7 5700X16GB500GBドスパラ11111111
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179980円RX 9060 XTRyzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
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188800円RTX 5070Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア1111111
189880円RX 9060 XTRyzen 7 770032GB1TBツクモ111111111
194980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ1111111111
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208800円RTX 5070Ryzen 7 770016GB1TBマウス111111111
209980円RTX 5060 TiRyzen 7 770032GB1TBツクモ111111111
216980円RTX 5060 TiRyzen 7 770032GB1TBドスパラ1111111111
219980円RTX 5060 TiRyzen 7 770032GB1TBツクモ1111111111
228800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB1TBマウス111111111
229800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBフロンティア111111
236800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア111111111
239980円RTX 5060 TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBツクモ1111111111
239980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ1111111111
244800円RX 9070 XTRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア111111111
244880円RTX 5070Ryzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
246980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB1TBドスパラ1111111111
249800円RTX 5070Ryzen 7 8700F32GB2TB日本HP1111111111
259980円RTX 5070 TiRyzen 7 9700X32GB1TBフロンティア11111111
267800円RTX 5070 TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア11111111
269800円RX 9070 XTRyzen 7 770032GB1TBツクモ111111111
275800円RX 9070 XTRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア111111111
279980円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
283800円RX 9070 XTRyzen 7 9700X32GB1TBマウス111111111
289900円RTX 5070 TiRyzen 7 8700F32GB2TB日本HP111111111
289980円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ1111111111
292800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
294800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
299800円RTX 5070Core Ultra 7 265F32GB2TB日本HP1111111111
299880円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ1111111111
301980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ1111111111
302800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア11111111
302800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
314800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
318800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBマウス111111111
318800円RTX 5070 TiRyzen 7 9700X32GB1TBマウス111111111
324800円RTX 5070 TiCore Ultra 7 265K32GB2TB日本HP11111111111
336980円RX 9070 XTRyzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ11111111
346980円RTX 5070 TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ111111111
348800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBマウス1111111111
349980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ1111111111
354800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア11111111
361450円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB2TBサイコム111111111
376980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ111111111
389980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ11111111
396980円RTX 5080Ryzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ1111111
426980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ1111111

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